『tanec 01』の印刷・製本について

『tanec 01』は、製本と印刷にもちょっとしたこだわりがあります。

ここで簡単に紹介できたらと思います。

・製本

「和こよ綴じ(ペーパーホチキス製本)」という方法で綴じています。

通常、冊子を綴じるホチキスは金属でできたものを使いますが、

「水引をヒントに改良を重ね、特殊加工を施すことでしなやか」にしたもの使ってひとつひとつ綴じられています。

これは、江東区にある中正紙工さんという製本会社にお願いしました。

雑誌『デザインのひきだし』でこの製本方法を知り、依頼しました。

・印刷

特色(蛍光のレッド)込みの3色刷りページと、フルカラーページで構成されています。これはデザイナーの中山望さんと相談して、

美術作品や絵本などの図版を綺麗に、実物に忠実に見せつつ、ちょっと変わった雰囲気のある冊子に仕上げる方法を模索した結果です。

手前味噌ですが、印刷・製本にこだわったことで、内容充実、モノとしても可愛くて手に置いておきたい感じの冊子ができたと自負しています。(その分値段はちょっと上がってしまいましたが…。)

内容とともに、製本や印刷も楽しんでいただけたら幸いです。